「夏休み子ども講座」第4弾を8月22日(土)10時より、当館講堂・学習室にて開催しました。今回、初めて「子ども講座」に、これまで大人を対象に、福岡大学考古学研究室のご協力で開催してきました「歴史講座」を、子ども対象に開催できないかと考古学研究室に相談して、試行的に開催する運びとなりました。
昨年度、6月14日開催の「歴史講座」(貝殻で土器に模様をつけよう)でのワークショップに、同日開催の「ふれあいカフェ」参加の子ども達10名が参加したり、また10月25日開催のフイールドワーク「柏原地区の庚申搭(こうしんとう)・大牟田古墳群」に子どもたちが参加するというとりくみを企画してきましたが、説明が大人向きであったり、専門用語が頻繁に使われたりで、子どもたちには難解であるという反省に立って、今回の講座に至りました。
今回は、専門用語が飛び交う「座学」を極力排して、子どもたちによる「ワークショップ」に重きを置いての講座にしました。テーマは「紙粘土で印花(いんか)・象嵌(ぞうがん)に挑戦!」。講師は、学生の村上日向さんです。他に、毎回指導頂いている大重先生、福大の学生さん6名の方がサポートして頂きました。
「印花」と「象嵌」作りに、子ども達は挑戦。それぞれに個性豊かな作品が出来上がりました。学生さんが、個別に丁寧な対応をして頂き、子ども達の創作意欲をより一層引き出してくれたようです。
制作の手順の紹介です。先ずは紙粘土に好きな色の絵の具で色付け。よく捏ねて、まんべんなく色付けをします。厚さを5~6ミリぐらいにして、平らになるようにします。途中の作業中、ヒビわれても水を少しつければ大丈夫。それを、丸いフタや定規等を活用してくり抜いたりして形をきめたら、しばらく乾燥させます。➡次に、スタンプになりそうなものを使って模様を押し付けます。既に乾燥した紙粘土ですから、少量の水で柔らかくして作業すると「印花」の出来上がりです。そこでそれを乾燥させます。➡次に、別の紙粘土と好きな色の絵の具を筆でよく混ぜたものを、乾燥させた「印花」の作品によく塗り込みます。コツは、しっかり奥まで塗り込むことです。これをまた乾燥させたものを、プラスチックカードで削り、台所用スポンジ(硬軟両面)で磨き上げると「象嵌」の完成です。今回の作業では、「サンドペーパー」で軽く磨きました。それにマグネットを取り付けると、冷蔵庫等に貼る事ができます。
【参加者のアンケート・・・一部抜粋】
●楽しかったです。(1年生)
●ねんどでほしのかたちをつくるのが、むずかしかった。(1年生)
●かたをおしこむのが、たのしかったです。ほかにもいろいろありがとう。(2年生)
●たのしかった。もういっかいしたい。(3年生)
●むらさきを作るのがたのしかったです。(3年生)
●いろんな国をつくっておもしろかったです。(5年生)
●自分の好きな色にして、すきな形にできて楽しかったです。最後までできなかったけど、家でできそうなかんじだったから、家でやってみます。(6年生)
●かたちとかちゃんと考えて作れたし、いろんな人たちがてつだってくれて、早めにおわってたのしかったし、うれしかったです。また、家で作りたいです。(6年生)
●星の形に抜くのが楽しかったです。ありがとうございました。(年少保護者)