2025年7月3日木曜日

もう真夏です、熱中症に気をつけてくださいね‼

 今年の梅雨は、ナント6月27日で終わりとか!梅雨入りは遅く、梅雨明けは観測史上最速とか!予期せぬ展開に、多くの方々が驚きを見せていらっしゃいます。「6月に真夏到来」の事態に、これからの長い『夏』がいつまで続くのか・・との心配も。柏原小学校の校庭開放予定日だった「6月30日(日)」は、『暑さ指数』が「31」を超えて中止に。この「校庭開放」もここ数年、夏休み期間中には、熱中症対策のため実施されていません。ただ今年は、6月の校庭開放も中止せざるをえない日もあり、ある意味「異常」事態とも。

福岡市では、市立小・中学校体育館に冷房機器設置が年次的に実施されるとか。かつてめったになかった「猛暑日」が、今や全国的な事象になった上に、その頻度も高くなっており、高齢者の皆さんも若かりし頃、経験したことがない「異常気象」に直面していると言えます。

熱中症になった方の「場所」は、意外に「室内」が過半を占めているとの報告があります。高齢者の体感温度は、若い方々に比べて、「数度」違うとの指摘もあります。室内温度が30度を超えていても「暑くないからクーラーは付けていない」等の高齢者の声は、体感温度の差から発出されたものと言えます。

兎も角も、水分補給やクーラーの活用などを通して、また食事にも配慮して「熱中症対策」を心掛け、この夏を乗り切りましょう‼

さて、このような夏の真っ最中ですが、柏原公民館では、今年も数々の講座等を用意して、皆様のお越しをお待ちしております!気軽にお立ち寄りください。公民館の行事につきましては、「公民館だより」「自治協だより」をご覧ください‼



2025年7月2日水曜日

『最近のお墓事情』を学びましょう‼

今年度「寺子屋かしはら」第2弾!7月17日(木)10時より、当館講堂にて、「最近のお墓事情」と題して、平尾霊園所長の山本一清さんをお招きして、お話をお伺いすることにしています。巷間、「墓じまい」や「お寺さん」の諸問題の話題をよく耳にします。「少子化」も要因の一つですが、次世代に継げることが困難な状況に直面しているご家庭も少なくないと言われています。せっかくの機会ですので、皆さんと「現代の事情」について学びませんか?

なお、当日の「寺子屋かしはら」の講座におきまして、今年度の『バスハイク』のお知らせをして、この日より「申し込み」の受付を開始します。

因みに、今回のバスハイクのテーマは『国指定重要文化財・八千代座の歴史と山鹿灯籠踊り鑑賞・惣門地区探訪』。

       開催日・・・・・ 9月30日(火)  参加費・・・4500円


 

2025年6月23日月曜日

大人の課外授業『スマホ講座』~知らなきゃ損 YouTubeってナニ?~

大人の課外授業の第2弾は、前回に続き『スマホ講座』で、6月19日(木)10時より当館講堂・学習室にて開催しました。前回は「LINE」について学びましたが、今回は標記の「YouTube」について学びました。講師は前回同様、大濠企画・西島幸宏さん。軽妙なトークで楽しく、そして 丁寧なお話で会場は大盛り上がりでした。参加者も20名を超え、有意義な2時間でした。

「LINE」という言葉をよく耳にしますが、10年ほど前には今日ほど「普通に活用」されることを予想だにしていませんでした。当初は、「使い方が分からない」「得体が知れない」等の理由で、利用を控える人が少なくなかったのですが、今や「当たり前」になっています。今回のテーマ「YouTube」も同様に「当たり前」になっています。

そもそも「YouTube」とは何でしょうか?かつては、ラジオ、地上波によるテレビが主たる媒体でしたが、今やBS,CSなどの衛星放送の時代でチャンネル数は膨大です。衛星放送が始まった当時は、テレビを買って視聴するものでしたが、インターネット放送の出現で、スマホで視聴できる時代となりました。インターネットの利用の仕方も、当初は、文字による検索で情報の享受が出来ていたものが、「YouTube」の出現で「動画」をスマホで見ることが出来るようになりました。

「YouTube」は、Google社が運営する世界最大の動画共有サービスで、企業・芸能人・個人などが投稿した動画を無料でスマホ・パソコン等で視聴できるものです。企業のみならず、個人でもテレビ番組を作り、全世界にも発信することも可能です。また、生放送での発信も可能で、過去に見逃した映像、見たかった映像も見ることが出来るという可能性もあります。地上波では、得ることが出来ない情報を得る可能性もあるとのことです。【西島幸宏先生の話より】





【参加者のアンケートより・・・一部抜粋】

●西島先生は頭脳明晰で、スマホを使いこなせない私としては、神様みたいです。西島先生のような息子が欲しい(笑)。今まで調べ物は、yahooで検索してましたが、スマホの使い方もYouTubeで見られることを知り、少し希望がみえました。YouTubeは歌を聴いたり、推しの動画、料理を見るだけでしたので。今日もためになる講座をありがとうございました。

●そもそもYouTubeって何ですか?スマホを持ち始めて10年近くになるのに・・電話LINE、写真が出来れば良いと思っていましたが、今日、スマホを使いこなせないと生きていけない時代のようです。少しでも理解できて、もう少しスマホの世界が広がっていきますように・・と思って参加しました。「YouTubeって何?」は、入り口まで来たように思いました。アカウントは?ひもづけ?今日のような講座をひんぱんに開いていただけるとありがたいです。

●今までは、音楽を聴いたり、料理のレシピを見たり、一部だけの利用でしたが、YouTubeでいろいろな調べ物ができることがわかり、更に活用します。ありがとうございます。私は、スマホの各種機能のうち、どれだけのものを使っているのか、ひょっとしたら1割ぐらいしか使っていないかも。もったいないなと思いました。また、講座をよろしくお願いします。

●公民館のWi-Fiが使えたのでよかったです。YouTubeは、危険なイメージが強いため、仲間同士の動画共有に利用しています。Googleの検索でYouTubeが上に上がってくるので積極的に使ってみようと思います。

●YouTubeの具体的な操作を期待していたのですが、それがあまりなくて残念でした。全体的なお話しだけではもったいないと思いました。

●スマホを使いこなせるようになりたいです。とても勉強になりました、。日常に、今日習ったことを実行してみます。

2025年6月16日月曜日

第1回『歴史講座』~貝殻で土器に模様をつけよう~

今年度の最初の「歴史講座」を、6月14日(土)10時より、当館講堂にて開催しました。福岡大学考古学研究室の大重優花助手より、今回のワークショップの手順等の説明の後、大学院生・井内達也さんより、「貝殻で土器に模様」の具体的な手法の説明を受けました。いつもの参加者のほか、当日「ふれあいカフェ」参加の子ども達10名が、活動に参加してくれました。

ワークショップの前に、井内さんから「縄文時代」についてのお話をして頂きました。それによりますと、時期は今から15000年前から2700年前で、草創期・早期・前期・中期・後期・晩期に分類されます。縄文土器の模様は、各期にそれぞれ特徴があり、九州の縄文土器は、主に貝殻で模様をつけたものが多いとのこと。模様のつけ方としては、貝殻を、①粘土に押し付ける②粘土の上を引っ張る(スライド)③年度の上を転がすというやり方があるそうです。また、北部九州では、好んで貝殻を用いたそうです。

柏原式土器(早期・前期)にも貝殻でつけた模様が確認されている、とのことです。

さあ、いよいよワークショップに挑戦です。おとなも子どもも真剣に粘土と取っ組み合い。考古学研究室より持参のたくさんの「貝殻」(大小のハイガイ、サルボウなど)を、各自選んでもらいました。粘土で様々な「かたち」を作って、貝殻で模様をつけました。最後に、全員の『作品』を並べて、集合写真を撮りました。









【参加者のアンケートより・・・一部抜粋】

●楽しく粘土を用いて器を作ることが出来ました。ありがとうございました。

●子ども達の発想に感心するばかりでした。記憶に残るワークショップでした。

●いろいろねんどでさくひんをつくれて楽しかったです。またきたいです。

●とくにどんなもようにしようかなってかんがえるのも、かたちを考えるのも楽しかった。水をつけてやわらかくしながら、だからむずかしかった。

●写真のようにキレイにもようがつけれなくてとてもむずかしかったけど、くまやうつわが作れて楽しかったし、うれしかったです。
 

乳幼児の事故防止と対策を学びました‼

6月12日(木)10時15分より、当館講堂にて、今年度第1回『乳幼児講座』を開催しました。今回の テーマは「乳幼児の事故防止・対策」。講師は、福岡市防災センター職員の村岡さんと熊丸さん。福岡市消防局の「消防出前講座」として活用させていただきました。雨模様で外出しづらいなか、6組のママとお子様、また「子育てサロン・クレヨン」から4名のスタッフ、柏原校区担当保健師・筒井さん、そして公民館スタッフの参加で、乳幼児の事故防止・対策について学びました。

福岡市の救急概況・・・令和6年度の救急件数100,181件を救急車34台で対応到着に要する時間は『8分12秒+α』。αとは、集合住宅の入り口から「玄関」までの所要時間です。救急車を要請する際に重要なことは、「事故か火事か」回答した後、住所の告知をすること。住所の告知で直ちに救急車は出動開始できるため、事情の説明はそのあとで。これから心配な「熱中症」ですが、救急搬送件数1100(年)のうち乳幼児は10件で、圧倒的に大人だそうです。

子どもの死因の1位は、不慮の事故(大人が気を付ければなかった)で、乳幼児については「窒息」とのこと。そのため『心肺蘇生法』(胸部圧迫・AED)の知識が必要になります。それに関して、実際に人形を使って、ママさんに異物除去法を体験してもらいました。

「心肺蘇生法」の流れ・・・①周辺の安全確認②反応の確認(声かけ。足裏でチェックも)③助けを呼ぶ(周りの人に、110番通報者の指名とAED確認)④呼吸を確認、判断つかない時も直ちに胸部圧迫・AEDへ。胸部圧迫の際は、つよく(胸の厚さの3分の1・大人では5㎝程度になるように圧迫)はやく(1分間に100~120回)たえまなく(救急車が到着するまで)。

なお、AEDを「心臓を動かすもの」と誤解されている人が多いようですが、心臓の「心室細動(所謂、けいれん)」を止めて、正常の動きに導くものです。






【参加者のアンケートより 一部抜粋】

●家庭の中でも危険がいっぱいなんだと思いました。おもちゃも考えて、あげないといけないと思いました。講座も始めて参加で、とても参考になりました。

●とても良かったです。AEDの認識が間違っていたので、気づけて良かったです。未然に防ぐことが大切だけど、事前に知識を持っておくことで救える命が増えればいいです。夫にもしっかり共有したいです。

●離乳食が始まって、窒息について実施も含めて出来て良かったです。冊子を見返して、子どもの危険防止をしていきたいと思います。

●とても分かりやすかった。こういった内容は教えてもらうものではないので、もしもの時に備えられる。公民館でこうしたことを教えて下さるのは助かります。

●いざという時に素早く行動することの大切さを改めて感じました。防災センターの方の説明も分かりやすくて良かったです。

●ありがとうございました。以前に講習を受けたことがありますが、何度も受けることは大事だと思いました。体が自然と動かせるよう、頑張りたいと思います。

2025年6月11日水曜日

第1回『乳幼児講座』は、明日開催です‼

今回の「乳幼児講座」のテーマは、『乳幼児事故・病気予防対策』。明日6月12日(木)10時より、柏原公民館講堂にて開催します。先般の梅雨入り直後からの雨が続いて、しばらくは晴れ間の見えない天候の連続との予報で、当日の「お天気」の心配はありますが、どうぞお気軽にお越しください。お待ちしております。

今回の講師は、福岡市防災センター職員、柏原校区担当保健師さんです。救急法を教えて頂きます。また、身長・体重の測定もあり、個別の育児相談にも対応して頂きます。

2025年6月10日火曜日

『歴史講座』が始まります‼

先日、今年度の「歴史講座」全7回の日程をお知らせしておりましたが、いよいよ第1回目が目前に迫りました。今週14日(土曜日)10時より、柏原公民館講堂にて開催します。

「貝殻で土器に模様をつけよう」のテーマで、福岡大学考古学研究室の皆さんの指導で、当時のご先祖様のくらしに思いをはせていただきます。参加者の自己負担はありません。皆様のご参加をお待ちしております。

次回は、7月19日(土)10時より、『古墳時代~古代の須恵器』『古墳時代の須恵器窯』のテーマで、講師はそれぞれ、島田 聖さん、松岡 薫さんです。