今年度の「大人の課外授業・パワーアップ事業」第3弾は、『スマホ講座』。従来の講座では、スマホの各種機能の知識や具体的な操作に焦点を当てたものでしたが、今回は、スマホを活用して災害から身を守るため「災害時に役立つスマホ知識」というテーマで、11月7日(木)に講堂にて開催しました。
講師は、(株)大濠企画・西島 幸宏さん。近年、キャリアショップ(ドコモ、AU、楽天等の店舗)が、所謂「DX化」により激減しているため、これら店舗利用ができなくなった方々のために、各地域に出向いてサービスの提供を事業として展開されています。代表取締役社長でもあり、スマホドクターでもあります。
災害時には、スマホの活用が極めて有効ですが、事前に知っておかなければならないことが多々あります。スマホは充電が必要です。「もしも」の時に、簡易的に充電できる『モバイルバッテリー』の購入は必須とのこと。但し、これも充電の必要があるため、充電不要の『AC型モバイルバッテリー』がよりおススメとか。前者は5000円くらいで、後者はそれに1000円程度上乗せするくらいだそうです。因みに、購入の際は「20000ミリアンペアバッテリー」が望ましいとのことでした。
また、災害時に「電話回線」が使えない事態になったとき、インターネット回線がつながっていることで、対人と通話やメールが可能になります。インターネットの通信で利用できるデータ容量などを示す用語を「ギガ」といいますが、Wi-Fiがあれば利用可能ですが、屋内で停電の時は使えません。そこで手持ちのスマホの「ギガ」が必要になります。1ギガ、3ギガ・・・とありますが、「もしも」の時を想定すると大きめがおすすめのようです。講師の西島さんは「60ギガ」だそうです。
就寝時にスマホを近くに置くと、懐中電灯のかわりになります。そこで参加者の皆さんの「iPhone」「アンドロイド」毎に、ライトのつけ方を実際に練習しました。更には、SNS社会で最も大切なことは、正しい情報を見極める「目」を養うことだと学びました。
【参加者の皆様の感想より・・・抜粋】
『とても楽しくお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。でも難しいですね。ギガのお話はもっと早く聞いていればスマホ購入時にもっと大きなギガにしていたのにと思いました。スマホはとっても便利ですが、使いこなせていないので、もっと勉強したいです。次回もお願いします』
『ギガの大切さ、充電バッテリーの必要性を改めて考えさせられました。知らない新しい事も分かり良かった。次回も再度違った名目でお願いしたいです』
『スマホのライトが災害時に役立つこと、初めて知りました。大変勉強になりました。ありがとうございました。スマホドクターの西島さん、わかりやすく説明して頂き、良かった、感謝です』
『役に立つこともいろいろ教えていただいて、あっという間に時間が過ぎました。気になっていた質問も聞くことができて、とても役に立ちました。今まで自己流で使っていて、初めてのスマホ講座でしたが、参加してよかったです。また参加したいです。ありがとうございました』