2019年7月4日木曜日

阮咸弾きカタリ報告

<寺子屋かしはら<>7月4日
令和の琵琶法師、青山舟月(せいざんしゅうげつ)さんによる弾きカタリ。
演目は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」です。
今から1700年前、中国晋の時代に作られた楽器「阮咸」。
竹林の七賢人のひとり阮咸が好んでいた楽器、
その悠久の音色と迫力あるカタリの世界に思わず引き込まれました。

阮咸、とてもきれいな楽器です。
丸い形は満月を、横の二つの孔は三日月を表しています

月琴も弾いていただきました。胴は桐でできているそうです。

62名の方が来てくださいました。
■感想より
久しぶりの「蜘蛛の糸」すばらしいカタリでした。心が洗われました。籠の鳥、金色夜叉など参加者全員で合唱できたのも良かった。

阮咸の演奏初めて聞かせていただきました。今までに聞いたことがない音。渋くてたいへんよい気分になりました。