2026年1月16日金曜日

大人の課外授業『ACP会議してみませんか』

 1月16日(金)10時より、当館講堂にて、標記の講座を開催しました。柏原・花畑校区の介護事業所で構成されています「わくわく隊」の田中史王さん(森の家)を講師に、楽しくゲームを交えての講座でした。第7いきいきセンター・中村さん、校区担当保健師・筒井さん、小規模多機能弥永亭・伊東さんにも参加して頂きました。

『ACP』とは『Advance  Care Planning』の略で、「ACP会議」とは、もしもの時(病気や事故等)に、自分の気持ちをうまく伝えられなくなった時に備えて、「どんな暮らしを続けたいか」「何を大切にしたいか」を、家族や身近な人と前もって話しておくことです。

今回の講座の趣旨は、『一般に、相続や葬儀など、人生の最終段階において最低限準備しておかなければ、遺族が困るであろうこと』を整理しておくという意味での『終活』ではなく、『亡くなるまでの充実した人生の準備』として、『今後の心配をして、どんな備えが必要なのか』を考え『自分らしく生きるために何を大切にしたいか』を、改めて問い直す機会にするものです。その契機として、「カードゲーム」を行いました。

初めに、4人一組で班を作り、班ごとに40枚のカードをランダムに10枚ずつ配ります。カードは、緑、オレンジ、青と色分けしたもので、それぞれ「今後の人生をデザインする」「人生の最期を迎える前に」「介護・入院が必要になる時に備えて」のテーマに則した内容が記されています。「今なら」という前提で、4人で順番を決めて、配られた10枚のカードから、「自分にとって不要だと思うカード」を1枚出して、他の3人のうちそのカードが必要なら、自分のカードから1枚と交換し、3人が不要ならば脇へ置く、というやり方で、全員のカードが3枚になるまで続けます。その3枚を、夫々が順番をつけて、「自分の 必要なモノ」と理解します。

次に、「皆さんが余命半年」という前提で、再度同じ要領でカードゲームを行います。すると、参加者の3枚のカードが、最初のゲームの結果と大きく異なることが分かりました。このように、前提が変わるごとに、又、年ごとに結果がかわり、毎年実施するのも興味深いものと思われました。

最後に、いきいきセンター・中村さんより「エンディングノート」の紹介と、保健師・筒井さんより「健康診断」の案内がありました。








 【参加者のアンケートより・・・一部抜粋】

●自分の親に対しての接し方がよくわかり、参考にして、行動に移していきたいと思います。すごくいい勉強になりました。色々な方と話して、最善の情報をきけて良かったです。

●他の方とお話しできて、とても勉強になりました。ありがとうございました。もっと、どういうことを話し合っておくとよいという話を聞きたかったです。

●母もつれてくれば良かったかなとも思いました。エンディングノートは、母に渡したいと思います。

●普通考えつかない自分に出会えてよかった。余命6カ月になる時、何が大事か考えることができて、これから取り組もうと思います。

●これからの人生を、余り考えていなかったので、考える基になったと思う。

●こういう講座は初めてでした。楽しく受講できました。エンディングノートは役に立つと思うので、利用したいと思います。

●初めての参加で、皆様のお考え、とても参考になりました。今後も参加して学び、脳を活性化したいと思いました。ありがとうございました。

●改めて自身を見つめて、終活について考えさせられました。今後の生き方の参考にもなり、生かしていきたいと思います。

●その人の周囲や環境によって、選ぶものが全然違うので面白かった。