2024年8月8日木曜日

防災センターへ行こう‼

今年度『こども講座』の4回目は、8月2日(金)に体験学習を目的に「福岡市民防災センター」での体験です。18名の参加者と館長・主事他、5名のスタッフで、午前8時に公民館を出発しましたが、想定より早目に到着のため、運転手さんの好意で「百道浜」周辺ドライブを楽しみ、福岡タワーやドームなど街並みを見ることができました。

防災センター職員さんより、「防災」全般についてお話があり、あわせて館内の利用上の諸注意を受けました。体験時間は9時30分より10時50分で体験は4つ。一つ目は、「VR」のゴーグルを装着して、コンピューターによって創り出された仮想的な火災現場を、現実であるかのような疑似体験で実感しました。二つ目は、、火災での犠牲の原因のトップが「けむり」であることから、煙を吸わないよう、そして体を低くして避難する訓練です。ひとグループごとに、暗室で迷路のような部屋を通り抜けて、煙の体験をしました。

三つめは、全員による消火器の実演です。消火器は15秒程度しか機能しないそうで、しかも炎ではなく火元をめがけて照射する必要があり、炎が150㎝を超えていると避難を優先しなければならないことを学びました。最後に、地震の体験。地震の大きさは、震度は1~7までに分けられ、震度5と震度6は、それぞれ弱と強に分けられます。どんなに大きな地震でも震度7とのこと。参加者は、震度6弱、震度6強、震度7の体験をして「地震の怖さ」を実感していました。体験時間は80分でしたが、この日は「火災・地震」の模擬体験で充実したひとときでした。

 




【参加小学生の感想より・一部抜粋】

★お兄ちゃんといっしょにいけてよかったです。じしんのたいけんとかいろいろなたいけんをができてよかったです(2年

★ぼくはきょう、ぼうさいセンターにいって、じしん(しんど6きょう)とかのくんれんをして、おそろしさがわかりました(3年

★火災たいけんで、けむり(甘い)をすってしまって、とてもくやしかったけど次にまた来た時は、ぜったいわすれないようにしたいです。だけど、くらい中でも、すばやくでれたことがとてもうれしかったです(4年

★しょうかきは、ピンぬく・かまえる・おすをおぼえていると、しょうかきがつかえた(4年

★防災センターに行ってしょうかきのつかいかたをしったり、けむりからみをまもる方法をしれてよかったです(5年

★今日は防災センターで、火災のコワさをしって、こんどそなえようと思いました。バスでもはなせてたのしかったです(5年

★今日は防災センターへ行って、VR体験や、消火体験などいろいろなことをして、楽しかったです。そして体験でたくさんのことを学んだので、日常に生かしたいです(5年

★災害がおきてもれいせいにたいしょできるように、ひごろから災害がおきた時にそなえてじゅんびをしようとおもった(6年

★防災センターに行っていろいろなVRたいけんやじしんたいけんでいろいろなことを学びました。災害はこんなにもきけんだなって思いました(6年