2025年8月25日月曜日

次回の『寺子屋かしはら』は、『耳のはなし』です‼

「寺子屋かしはら」の第3弾を今週、8月29日(金)10時より、当館講堂にて開催します。今回は、『聞こえていますか?~ちょっと耳寄りな聴覚の話~』のテーマで、講師は、九州リオン・栗並 宗一郎さんです。

日常の生活のなかで、「耳」の大切さについてお話をしていただきます。「音が聞こえるしくみ」「難聴と認知症の関係性」「失敗しない補聴器選び」 について学びます。一般に、内臓疾患や身体的な心配事には関心がありますが、意外に「耳」については、中耳炎等の疾患には注意が注がれますが、その他には無関心になりがちと言われています。

この機会に皆さんと、「耳」についてご一緒に学びませんか。皆様のお越しをお待ちしております。

2025年8月22日金曜日

『コーヒー発芽チャレンジ‼』

8月21日(木)10時より、「コーヒーの発芽チャレンジ」と題して講座を開催しました。当初は、「子ども講座」の一環として募集しておりましたが、子ども達には、コーヒーが馴染めないようで、大人の参加も募りました。講師は、福岡「千香(ちか)」代表の西村博之さん。西村さんは、3年前から、小笹公民館でこの「発芽チャレンジ」の講座を主宰されているそうです。

「コーヒー豆」と巷間言われていますが、実は、『アカネ科の植物・コーヒーノキの果実の種」とのこと。そこで「種なら植えてみよう」ということでチャレンジスタート。おおまかに「3~4年で白い花が 咲き、4~5年で実が成る」とのことですが、果たして今回はいかがでしょうか?

さあ、体験のはじまりです。はじめに、収穫した果実を水に浸け、沈んだ重たい果実をつぶすと、皮から種が飛び出します。この種をもみ洗いして乾燥させたものが「パーチメント」。この黄色味を帯びた「パーチメント」の殻(むきやすい)をむいて、水を浸した脱脂綿の上に数日置き、次に適当な鉢に鹿沼土を入れて、パーチメントを1㎝程度沈めます。

最初の1~2か月は、見た目には何も変化はありません。この間、日光は不要で、水やりは続けます。土の中では、根がのびていきます。その後は、日光が必要で、1~2か月で「双葉」がでて、さらに1~2か月で「本葉」がでてきます。そして4~5年で「コーヒーが飲める」とか。コーヒーにとって「寒さ」は大敵です。室内で育てましょう。とはいえ、今回のとりくみは、今日・明日に成果が見られるというものではありません。5年程度の時間がかかるというものですから、参加者の皆さんは、果たして、成果を実感できるかな?今後、皆さんで育てながら、節目の「双葉・本葉」そして「コーヒーの実」が出来たら、柏原公民館に報告をお願いしました。






【参加者のアンケートより・・・一部抜粋】

~小学生の感想より~

●コーヒーのことをひとつもしらなかったけど、花がさくのに3年から4年で、実は4年から5年いることにおどろいた。

●自分は植物のことは、全然興味なかったけど、少しコーヒーのことに興味を持って、約5年間大事に育てようと思いました。(自分はコーヒーが飲めないから、親が飲みます)

●今回学んだ子ども講座のコーヒー発芽チャレンジで、コーヒーの種はじゅくすと、色がどんどん変化することにびっくりしました。元々コーヒーの種は、茶色と思っていました。今回のことを家族に教えたいです。

~大人の感想より~

●コーヒーの栽培は難しいのではないかと思っていましたので、身近で体験できるのは感動です。これが発芽したらと思うと楽しもです。

●最初は失礼ながら、先の長い話だなと思っていましたが、実際に講座を聞き、種を植えてみたら、発芽が楽しみになってきました。白い花が咲くと初めて知りました。先日、アイスコーヒーをいただいた時に香りが立っていて驚きました。ボトルのコーヒーには香料が添加してあると聞いて、手軽さの裏のカラクリを知って、こちらも驚きました。今日はありがとうございました。


2025年8月8日金曜日

夏休み子ども講座第4弾『スライムをつくろう』





 8月8日(金)10時より、標記の『スライムをつくろう』のテーマで子ども講座を開催しました。講師は、西長住小学校の村橋正実先生。

「スライムつくり」にすすむ前に、子どもたちに「集中力」をもってもらうために、様々な演出をして頂きました。ひとつは、「手品」のような実験。水を張ったペットボトルに「金魚(おもちゃ)」を浮かべ、先生が「呪文」を唱え、「エーイ」と声掛けすると、「金魚」が底まで沈み、再び水面まで戻るというもの。参加の子どもさん二人に同様にしてもらうと、「あら不思議!」、先生が持つペットボトルの中で、同じように「金魚」が上下。タネあかしはありませんでしたが、皆さんはキツネにつままれたよう。また、目の錯覚を利用した「演出」にも、皆さん、目を白黒‼

子ども達の心をつかんだ先生が、次に披露して頂いたのは、「星座」の話。プラネタリウムさながらのDVDを使って、天の川の「夏の大三角形」の話から、「七夕伝説(織姫と彦星)」の逸話、そして近辺の星座の話まで、スケールの大きな宇宙の話まで登場し、皆さんも真剣に聞き入っていました。

さあ、いよいよ「スライムつくり」に挑戦です。先生より丁寧に「つくり方」の説明を聞いて、各自、作業開始です。まずは、ホウ酸塩鉱物の一種『ホウ砂』にとりどりの色を付けた水溶液50㏄・糊50gをあわせて、力強くかき混ぜて、手のひらに移してコネコネ。多くの子ども達は、3回も作り上げていました。今回の講座は、小学校低学年を対象としていましたが、最後まで楽しみながら取り組んでいました。



【参加者のアンケートより・・・一部抜粋】

●スライムづくりを2年生になって、はじめてしました。おもったよりたのしくて♡またしたいなとおもいました。たのしかったです♡(2年生)

●スライムは、元から好きだったので、またじっけんも大好きだったので、めちゃくちゃたのしかったです。(3年生)

●さいしょ、さわるとうにょうにょしていて、きもちわるかったけど、つくっているとたのしかったです。(2年生)

●スライムをつくるのがたのしかったです。またやりたいです。みんなであつまってスライムをまたつくりたいです。つぎやるときは、がんばりたいです。(1年生)

●3こつくれてうれしかったです。ひさしぶりにスライムをつくったのでたのしかった。たのしかったし、うまくできてうれしかった。

●とてもぷにぷににできました。これはいちばんのおもいでになるかもしれません。とってもたのしかったです。(1年生)


2025年8月5日火曜日

夏休み『子ども講座』~わたしたちの街「FUKUOKA」の未来~

 夏休み「子ども講座」第3弾は、『わたしたちの街「FUKUOKA」の未来』がテーマ。8月4日(月)、柏原公民館に午前8時に集合して、柏原小学校高学年の20名が福岡市の施設の3か所を見学しました。講師は、NPO「次世代のチカラFUKUOKA」理事長・新村まさるさん

施設見学の目的地は、「福岡市議会本会議場」「福岡市消防局消防本部 災害救急指令センター」「博多ポートタワー」の3ヶ所。バスの中で、新村理事長より、それぞれの施設の目的や、どんなことを学ぶのかということについて、説明をして頂き、更に、各施設での「あいさつ」「見学を終えての感想」「担当者へのお礼」の当番決めをして頂きました。

「福岡市議会本会議場」では、議会事務局の職員と新村理事長より「市議会のしくみ」や「市長と議会の関係」等についてお話しして頂きました。質問コーナーでは、学校給食実施に関して、児童・生徒宅の負担や、今年9月からの給食費無償化の決定について、議会の関わり方を問う質問がありました。また、選挙で得票数が同数の場合、どうやって決めるのかという質問に「クジ」できめるとの回答がありました。最後に、議長席を囲んで集合写真を撮りました。また、議場に入る前に、市庁舎15階で、福岡市内中心部のジオラマを見学したり、15階からの展望を楽しみました。

次の施設見学は、中央区舞鶴にある「福岡市消防局消防本部 災害救急指令センター」です。2階講堂で、「119番がかかってきたら」通報者との会話と同時に場所の特定や、消防署に出動指令を出して、いち早く救助ができる体制をとっていること、また、常時「1日18人」が24時間ごとに交代して働いていることなどのお話をして頂きました。因みに、2024年の119番件数は「202,302」件救急件数は「146,840」件火災件数は「1,474」件、1日平均は「約554」件で、『約2分36秒に1件』通報がある計算だとのことでした。座学研修の後は、二手に分かれて、「ライブ119」体験と「災害救急指令センター」見学をしました。前者は、実際に参加者が「通報者」になり、指令センターとやりとりをして、事故等の状況や場所の特定を伝える訓練をしてもらいました。また、後者では、指令センターで働いている職員の実際を見ることが出来ました。この指令センターで受ける「119番通報」の範囲は、福岡市だけではなく、宗像市から春日市・筑紫野市までの広範囲にわたっているとのことでした。

3つ目の施設見学は、博多区の博多湾沿いにある「博多ポートタワー」。ここも二手に分かれての学習でした。博多港の歴史や、博多港での主な輸出入品目などを、展示を見ながら学びました。博多港は、1899年8月4日にスタートし、100周年を記念して、キャラクター「ポートくん」が誕生しました。私たちが訪問したこの日が、ナント、ポートくんの26回目の誕生日でした。ポートタワーの展望室では、博多湾の生物や、埋め立てによる生物の消滅、また、ペットボトル等の投棄で、ますます海の汚染が進み、海洋生物にとってもピンチの状態にあることなどのお話をして頂きました。

どの会場でも、市役所の担当の方々が、この日の私たちの見学の為に、ずいぶん前から準備をして下さいました。職員の皆さんに感謝するとともに、事前にこの見学の計画や、市役所の皆さんとの協議を重ねて頂いた、講師の新村理事長に感謝です。関係者の皆さん、ありがとうございました。

今回は、次代を担う小学生の皆さんに、『私たちが住む「FUKUOKA」の未来が決まっていく場所 ➡ 福岡市議会本会議場』、『大切な命、どうやって守られているの? ➡ 福岡市消防局消防本部災害救急指令センター』、『博多湾の生物・環境をみんなで大切に ➡ 博多ポートタワー』の見学を通して、見聞を広めることは勿論ですが、なにかをそれぞれに感じ取ってもらえたらとの思いからの企画でした。皆さん、お疲れ様でした。














【参加者のアンケートより・・・一部抜粋】

●今日は、夏休みに市議会はふつう入れないところに入れて、楽しかった。自分もしょうらいなるかもしれないと思いました。(4年生)

●今日、バス見学に行って楽しかった事は、市役所の市議会です。ここでみんなの意見を出しあって、なにかを決めていることを知りました。またニュースにでていた小学校のからあげ1こも、ここで決められたと聞いてびっくりしました。行ってよかったと思いました。(4年生)

●博多ポートタワーの時に、一番上に登った時、景色がとてもきれいでした。消防局救急指令センターで電話のかけかたをおそわって、今度なんかあったら、今日おしえてもらった電話のかけかたで画像や場所などを伝えようと思った。(5年生)

●今日は3つの場所に行って、最初は気にしたこともなかったけど、話を聞いたりしてみて、最初よりも興味をもちました。特に消防署の時は、覚えておかないと大変だし、大切だなと思った。(5年生)

●8時からって、けっこう時間的にはやくてバタバタしながら来たけれど、本当にそれぐらいの価値がありました。市議会では議長の席にすわることができ、消防本部では、みなさんが働いている姿を見ることができ、ポートタワーでは環境問題の中で、自分たちができる対策を聞くことができました。協力してくださった皆さん、こんな値段で、このすばらしい体験をさせてくださって、ありがとうございました。(6年生)

●はじめて行ったポートタワーで、今日がポートくんの誕生日だと知って、すごい運がいいと思いました(笑)。消防局では、実際通報が来ているのを見て、相手をおちつかせるように、ゆっくり話していることが分かりました。市議会では、本当に話し合いをしている場所に行って、得したなと思いました。(6年生)

●最初に行った市議会では、感想を言わないといけませんでしたが、思いつかなくて他の方に任せてしまいました。外の窓から見た景色がきれいで、思ったよりも議会の場所が後ろななめになってすごく良いと思いました。(6年生)

●今日は市議会、消防本部、博多ポートタワーに行って、知らなかったことや驚いたことがたくさんありました。市議会で聞いた、議員の選挙の投票数がまったく同じになったら?という質問に、クジで決めるという予想外の答えが返ってきて、とてもびっくりしました。質問すると知らないことがたくさん知れるので、これからもどんどん聞いていきたいと思いました。(6年生)

●お家の人とだったら行けないところで、くわしくお話を聞けたりして、とてもいい経験になったなと思いました。市議会議場に入れることなんて、なかなかないから、応募してよかったと思いました。また、柏原小の子いっしょにふだん遊ばない子も、バスに乗っていたこと自体がいい経験になりました。(6年生)


柏原公民館サークル『手話ダンス』、特別賞を受賞‼

去る7月30日に開催された『第50回 南区シニア演芸大会』で、我が「柏原公民館サークル」の『手話ダンス』さんが、特別賞を受賞されました。チーム名は『柏原すみれ会』です。

講師の先生は、永留嘉子さん。永留先生は、これまで長期にわたって「手話ダンス」を各地で指導されてこられました。3年前には、当公民館主催講座「寺子屋かしはら」におきまして、永留先生の半生のお話と手話ダンスを披露して頂きました。

永留先生のご指導の下、熱心なメンバーの皆さんのこれまでの活動が、今回あらためて評価されたものと思います。おめでとうございました‼


 

2025年8月1日金曜日

夏休み『子ども講座』~粘土でフォトフレームをつくろう~

夏休み子ども講座の第2弾は、『粘土でフォトフレームをつくろう』のテーマで、工作に挑戦です。7月30日(水)9時より、当館講堂にて開催しました。講師は、クレイクラフト講師の高山弘子さんです。

今回の「子ども講座」は小学校低学年を対象に開催、29名が参加、そして保護者の方も7名が同席され、子ども達の作品づくりのお手伝いをして頂きました。

講師の高山先生の「作品集」や子ども達の制作の参考になるようにと、様々な「かたち」の粘土をテーブルに並べていただきました。

子ども達は、先生の具体的な指導に目を輝かせながら、作品づくりに熱心に取り組んでいました。そして思い思いの作品が完成しました。 








【参加者のアンケートより・・・一部抜粋】

●ねんどをいろいろつくってたのしかったです。またここにきていろいろつくってママにまたあげたいです。ほんとうにここにきてよかったです。(1年生)

●きょうはつくるのがたのしかったです。つくるのがはじめてだけど、じょうずにできてよかったです。いえでやってみます。つぎはともだちとみんなでやりたいです。(1年生)

●おんぷをつくるときに、いちばん上のはらうところがむずかしかったです。それともうひとつのおんぷをつくるときにはみでてしまいました。でもボンドではるとうごかなくなりました。またやりたいです。(2年生)

●たのしかったです。またやりたいなと思った。やれてうれしかった。くまをつくるのにがんばった。キラキラをつくるのにがんばった。(2年生)

●ねんどでフォトフレームを作れてハッピーになりました。先生の対応もやさしくて良かったです。またいろんな道具でフォトフレームを作りたいです。(3年生)

●いろいろなねんどをまぜて色をつくるのがたのしかったです。わたしはハートのかたをつかってフォトフレームをつくりました。またフォトフレームをつくりたいです。(2年生)

●いろんないろができてたのしかったです。わくの中にお花や虫をつけるところがちょっとむずかしかったです。次もまたきたいです。フォトフレームに写真をかざってみたいです。(4年生)

●サンリオがむずかしかったですけど、作りきれて楽しかったです。またつぎもこうゆう作品を作りたいです。(5年生)