2026年9月29日火曜日

恒例「柏原公民館・サークル発表会」は10月24日(土)、25日(日)開催です‼

 柏原公民館主催事業で、毎年恒例となりました「サークル発表会」が近づいてまいりました。今年度は、10月24日(土)、25日(日)の両日に開催します。

10月24日(土)10時より、活動紹介・作品紹介の【展示】を講堂にて15時まで‼当日は、お馴染みとなりました「道の駅・たちばな」が出店されます。また、「絵手紙・かきかた習字の「体験コーナー」もあります。「販売コーナー」には「かしはらホーム」「はな」さんが出店します。

10月25日(日)は10時より12時30分まで、講堂にて公民館サークルの演技部門の舞台発表があります。参加サークルは、ジュニアダンス・手話ダンス・フラダンス・太極拳・童謡唱歌・健美操・謡曲・リコーダーアンサンブル・社交ダンス・コーラスの皆さんです。当日は、「種金(もなかのたね)」の販売も予定しております。

「サークル発表会」は、夫々のサークルの会員さんたちの日頃の活動の集大成を披露する、貴重な「発表の場」です。サークル関係者のみならず、地域の皆様に一人でも多くの方々にお越しいただいて、「活動の成果」をご堪能いただければと思います。子どもさんのご来場も大歓迎です。


       【柏祭でのサークル発表会・社交ダンスの皆さんの演技】

2026年9月25日金曜日

歴史講座「九州に渡った蝦夷」を開催しました‼

9月19日(土)10時より当館講堂にて、歴史講座第3弾として標記のテーマで開催しました。「九州に渡った蝦夷(えみし)」のテーマで、講師は「おおのじょうシティミュージアム(旧大野城心のふるさと館)」の上田隆児さん。柳川市や那珂川町(現・那珂川市)で長年、発掘調査等に取りくまれ、現在は大野城を拠点に調査活動をされています。考古学関連の著作もあります。今回のテーマが「珍しい」こともあって、参加者の皆さんも熱心に聴き入って質問もたくさん。

今回のお話しの柱は「1.蝦夷と俘囚 (えみしとふしゅう)」「2.考古学から見た九州の蝦夷・「1.蝦夷と俘囚 (えみしとふしゅう)」「2.考古学から見た九州の蝦夷・俘囚」の二つで、夫々、過去の文献や実際に発掘された遺物や遺構の調査結果を根拠として、「東北地方の蝦夷がどうして九州へ来たのか、またどのような生活実態であったのか」等を詳細に、資料を紹介してお話をされました。

1.【蝦夷と俘囚について】・・・蝦夷(えみし)とは、倭(やまと)王権(律令国家)の中華思想・華夷(かい)思想に基づく「古代の東北・北海道住人に対する蔑称」とのこと。当時、天皇(律令国家)の影響が及ばない地域の人々を「化外(けがい)の民」と位置づけ、国家が支配して倭人の文明化をさせるべき対象とされたもの。蝦夷について、当時の文献によると、「冬は穴に住み、夏は巣に住む」とか「毛を着用し血を飲み・・・山に登ること飛ぶ鳥のごとく」とか「五穀なし。肉を食い、樹の本に住まう」「狩猟を業として養蚕を知らず」とかなり誇張された記述がある一方、「弓術・馬術に秀れ、一を以て千にあたる」と優れた武力をもつ者との記述もあります。

「蝦夷」とは、「蝦夷とされた人々」が、自らをそのように呼称したものではなく、特定の時代・地域・民族をあらわす概念ではなく、古代国家が政治的意図から設定した概念といえます。「蝦夷」の地理的範囲は、「新潟平野~米沢盆地~仙台平野」を結んだラインの以北とされます。律令国家の方針に対しては、相当な抵抗があったとされ、一例として宝亀5年(774年)の、本格的な「征夷」から弘仁2年(811年)までの38年間に亘って果敢に戦ったとの記録があります(東北38年戦争)。このような、各地で戦争で捉えられた蝦夷が「俘囚(ふしゅう)」として国家に服属されることになります。この「俘囚」となった「蝦夷」は、全国に強制移住され、この強制移住を「移配(いはい)」といいます。

この「俘囚移配」については、「神亀2年(725年)、陸奥国俘囚578人を筑紫に移配」(続日本紀)、「宝亀7年(776年)、陸奥国から太宰管内諸国に395人、出羽国から太宰管内に358人移配」「俘囚…の親族66人を日向国に配す(理由は殺人のための流罪)」(類聚国史)など、各種文献に記述が残っています。

2.【考古学から見た九州の蝦夷・俘囚について】・・・九州で発掘された遺物・遺構から①黒色土器(内黒土器)②土師器調理具(甕・甑➡かめ・こしき)③長煙道カマド付竪穴建物④末期古墳(蝦夷の墳墓)が良好な形で確認された遺跡は、俘囚との関りが想定されるとのことです。根拠としては、①については、東北の土器はロクロを使わず、九州ではロクロを使用し、また九州では黒色土器はほぼ存在しないこと、②についても、九州では「丸底」で東北では「平底」、③についても、九州のカマドは「無煙道・短煙道」が主で、東北では「長煙道」④についても、日本列島の大部分で、7,8世紀には古墳築造が終焉を迎えるが、東北ではその後も、盛んに古墳に似た墳墓(末期古墳)を築造していた等、東北と九州の「違い」を明らかにした上で、「東北・蝦夷の文化」が九州に存在することから、「蝦夷が九州に渡った」ことを示すものです。因みに、④の補足として、那珂川市観音山古墳群平石Ⅲ群に見られる古代墳墓は、東北の末期古墳と酷似していることからも、蝦夷の九州への「移配」の証とされています。

その他、「古代東北系資料」「東北系資料が単体で分布する遺跡」とされる遺構を示す、九州各地の数々の遺跡を示して「九州に渡った蝦夷」を明らかにされました。

【まとめ】・・・①黒色土器②土師器(甕・甑)③長煙道カマドがセットで確認された集落は、「蝦夷・俘囚」の存在が想定できます。福岡平野、佐賀平野に集中している(特に佐賀平野)。「末期古墳」は現在のところ観音山古墳群のみだが、今後増加する可能性があります。ただ、「なぜ佐賀平野に多いのか」「集落構造の分析や土器の変容過程の分析が必要」「関東、近江、讃岐などのその他の地域の移配俘囚と九州との比較検討」「末期古墳と類似した墳墓の創作」「防人との関係」が今後の課題とされるという事です。

以上が、本日の講座「九州に渡った蝦夷」の概要です。尚、「俘囚(蝦夷)」は。官道沿いや各地の重要遺跡周辺に分布していることや、必ずしも移配先では排他的な存在ではなく、在地社会と調和的であったことや、今後「富豪化した」実態に迫れる可能性もあるということを付記しておきます。









【参加者のアンケート・・・一部抜粋】

●古い歴史書(50年~20年前)ばかり見ているので、最近の考古学の進展に驚きます。古代史が好きなので(飛鳥時代まで)改めて勉強し直したいと思います。

●なんとなく聞いていたことでしたが、具体的に資料を交えて聞くことができ理解できました。これからの研究に期待しています。

●蝦夷が九州に移住したことを初めて知りました。土器や古墳などとても興味深い内容でした。

●蝦夷と九州の関係を再認識できました。長煙道カマド付竪穴住居など大変勉強になりました。

●那珂川に東北由来の古墳の記事を読んでいたので、とても楽しみにしていました。異郷の地で生涯を終えたと悲劇的な背景を想像しましたが、富豪化した集団もいたことから、たくましさも感じました。今後の研究に期待します。

●面白い講座でした。アテルイの名前しか知らなかったので興味が湧きました。もっと詳しく知りたいです。今後の解明がとても楽しみです。

●今までにないテーマの講話でとても興味深かった。蝦夷が九州まで来ていた事を初めて知りました。

2026年9月8日火曜日

「寺子屋かしはら」~チャットGPTって何?~を開催しました‼

9月4日(金)10時より、当館講堂にて標記の「寺子屋かしはら」の講座を開催しました。サブテーマとして「AI 恐怖の大王かお助けマシーンか」 を掲げ、元西日本新聞記者で筑紫女学園大学講師の大西直人さんにお話をして頂きました。「AI」とか「チャットGPT」という言葉が報道されない日がないくらいに、良い意味でも悪い意味でも、私たちの暮らしに大きな影響を及ぼしています。そこで、「そもそもAIやチャットGPTっ何?」というお話しから、それらに関わる現在の状況、将来的にどうなるのか、大西直人さんにアドバイスをいただきました。当日は雨天にもかかわらず、30名の方の参加がありました。

【生成AIとは】・・・利用者が入力した質問や指示によって、何らかの生成物を作るというもの。最初に世界の話題を集めたのが米新興企業「オープンAI」が開発した、対話型人工知能(AI)の「チャットGPT」です。話しかけるように質問や指示の文を入力すると、短時間で人間が答えるような自然な言葉を使って回答するもので、手紙や企画書、プログラムの作成や文章の要約・校正、小説や詩の制作も可能。その後、あっという間に多種多様な生成AIで世の中はあふれかえって、今や言葉で指示をすると画像を作る「画像生成AI」、音楽を作る「楽曲生成AI」もあります。

【生成AIは、あくまでも機械で人間ではない】・・・生成AIはインターネットの膨大な文書データや画像データを深層学習(ディープラーニング)して、それに基づいて回答文や画像、楽曲などを作るものですが、回答文だと、それまでの文章の繋がりから、次に来る可能性が高い言葉を機械的に選びます。従って、内容を理解しているわけでもないし、それが事実に基づくかも判断もしていません。正解の可能性が高い回答を予測しているだけなので、自然な文章に見えても誤りが含まれることも多いです。

【生成AIの成果】・・・2024年のノーベル賞でAI関連が連続受賞。「物理学賞」では、米ブリンストン大とカナダ・トロント大の教授が、人の脳の仕組みをまねて人工知能の機械学習の基礎となる手法を開発して、スマートフォンの顔認証機能、医療での画像診断などに活用できるようにした。「化学賞」では、グーグル傘下の研究者と米・ワシントン大の教授らが、たんぱく質の立体的に高精度予測する生成AIを開発して、アミノ酸の配列からたんぱく質の立体構造を予測し、半世紀以上謎とされていたものを解決。その結果、医薬品やワクチン開発に貢献したとして受賞。

【生成AI関連の事件等】・・・◯生成AIを使って身代金要求型ウイルスを作成したとして罪に問われたもの。被告「6時間ほどで作った。簡単だった」と。 ◯生成AIででたらめ観光情報 ◯チャットGPTを使って自作したプログラムでアニメ配信サービスの運営会社に、サイバー攻撃で業務妨害 など

【大西直人さんの利用時のアドバイス・注意事項】

◎個人情報を入力しない ◎生成AIを全面的に信用しない ◎著作権侵害の恐れがあることを認識する ◎まずは無料の生成AIを。遊びの感覚で‼






【参加者のアンケート・・・一部抜粋】

●子どもが学校の授業で当たり前のように使っているチャットGPTですが、メリット・デメリットを理解して上手に付き合いたいと思います。あまり進化しないで欲しいです。

●今日のお話しは難しかったですが、相手は機械! 利用するのは人間と強く思いました。

●AIのさらなる進化によって、あらゆるものが劇的に進化すると思う。上手に付き合いたい

●巨人の阿部監督が大変な目に有ったので、最後は自分の判断を大事にしたいと思いました。

●生成AIで仕事を失うかもしれないと思うと、子どもに結婚しなさいとはいえなくなりますね。

●生成AIに関する過去・現在・未来を具体的に聞いて勉強になりました。

●非常にわかりやすい話でした。生成AIの未来は人類にとって明るい未来ではないと思いました。

●進化を進めている人は何を目標としているのでしょうか?考えさせられました。

●新聞、テレビなどで詠み聞いた話が多かった。半面、これを肉声で聞けて良かったです。AIが自分に必要かと考えていたので助かりました。しかし、世の中は進みます。残り少ない私たちですが、こんなお勉強させてもらって良かったです。

●普段、パソコンを使っているので勉強になりました。AIに依存するのではなく、活用することが大事で、一番大事なのは人間の心だと思いました。


2026年9月1日火曜日

「寺子屋かしはら」のテーマは「キレイな背筋を作りましょう」

 8月29日(土)10時より、当館講堂にて「寺子屋かしはら」の講座を開催しました。今回の講師は、「大学・スポーツ専門学校講師&健康運動指導士」の宇都宮準一さん。「骨盤底筋群を鍛えてキレイな背筋を作りましょう!」のテーマで、参加者のみなさんに「健康な体づくり」の指導をして頂きました。かつて校区健康連主催の事業で2回、ご指導いただき大好評だったこともあり、今回は、50名を超える参加で開催することができました。

参加者の皆さんの緊張をほぐす、宇都宮先生の軽妙な話術で笑い声の中、手始めに両手で「グー、チョキ、パー」「パー、チョキ、グー」の繰り返しの運動で大盛り上がり。また、体全体をさすることで、皮下脂肪と皮膚が離れてゆるくなる効果がある事を学びました。テニスボールを足裏に置いた各種体操もおしえて頂きました。他にも、お手玉を使った体操など色々な運動のやり方を学ぶことができました。

2時間たっぷり、笑い声のなか、参加者全員が体操に集中できた講座でした。宇都宮先生には、たくさんの運動を教えていただき、皆さんも充実した時間を過ごすことができました。













【参加者のアンケート・・・一部抜粋】

●とても楽しく体を動かすことができました。何か災害があった時に動ける体を作りたいです。

●大変勉強になりました。またこんな会を開いてもらいたいです。

●横隔膜の動きをよくする運動が大変参考になりました。

●今回のような運動を行うことがないので、良い経験になりました。続けたいです。

●普段体を動かすことがないので良かったです。いえでも頑張ります。

●先生の講座はいつも笑顔で楽しいです。また、参加したいです。

●体がほぐれました。笑いながらの体操、楽しかったです。

●素晴らしい講座ありがとうございました。ボールを使った体操を続けたいです。

●3回目の参加です。2時間があっという間です。次回も楽しみにしています。

●手と足の違う動作が難しくてなかなかできなかったです。日頃の運動不足が分かりました。

●2時間たっぷり体をほぐしてすっきりしました。楽しく運動出来ました。

●有意義な時間でした。ボールを使ったストレッチが良かったです。子どもにもお手玉をさせます。

●始める前と後では体の柔らかさが全然違いました。気持ちも明るくなりました。

●週1回この運動ができたらとっても元気になりそうな気がします。

●とても楽しかったです。体も軽くなりました。家でも音楽をかけてやってみようと思います。

●このように体を動かすことがほとんどなく、取り組んだあとは体がシャキッとなりました。

●楽しいトークに圧倒されながらも様々な動きを楽しめました。自宅でも実践します。

●「さする」ということだけでも血行が良くなると聞いて勉強になりました。

●高齢(91歳)の私でもできる体操でした。楽しい時間でした。また参加したいです。

●楽しい話を聞きながら、体がほぐれました。手先の運動も自宅でしていこうと思います。