2024年6月12日水曜日

避難所開設訓練を終えて‼

あってはならない「災害」ですが、自然災害は止めようがありません。もしもの時の「避難所」。 避難の方法や場所については、住民の皆さんの判断によりますが、その選択肢の一つが『公民館』です。避難所の開設の連絡は、南区災害対策本部より公民館長・自治協会長等にあります。開設に合わせて、市(区)の職員が公民館に向かい、避難所対応をします。また、公民館長・自治協会長から各町内会長に、その旨伝え、各町内に情報提供をお願いしています。

この数年、毎年「避難所開設」を経験しています。目に見えるほどの被害はありませんが、高齢で「一人暮らし」の方や、「自宅が古くて心配」という方など、毎年、公民館の「避難所」を利用されています。この柏原校区では、地震というよりは「土砂災害・豪雨・台風」への備えが喫緊の課題と言えます。地震の際のような長期にわたる避難ではなく、最近確度が高くなった天気予報により、ピンポイントで情報が知らされる災害に向けての「避難所」運営なので、短期の避難を想定しています。そのため、公民館で寝泊まりするための「グッズ」は、十分ではありません。食糧・水の備蓄やマット、毛布等の保管分にも限りがあります。

これまでの避難所運営の経験から、避難所開設はほぼ一日で解除されております。避難所に来られる方には、誠に申し訳ございませんが、飲み物・食糧・枕等寝具は持参して頂くようにお願いしています。


6月12日(水)9時半から1時間強にわたって、避難所開設の訓練が行われました。行政からは、港湾局・教育委員会・南区役所から、校区からは館長・主事、自治協会長・防災正副会長等が参加しました。避難所開設に備えて、機材等の有無の確認や水・食糧の備蓄状況の確認をはじめ、機材等の保管個所の確認を行いました。