2020年10月19日月曜日

10月歴史講座報告

 福岡大学連携事業<10月17日>

総括講師:西田尚史さん

◆テーマ:七隈周辺域における出土須恵器の様相ー中島窯跡群と油山周辺古墳出土須恵器ー

発表者:永江里沙さん福岡大学大学院人文科学研究科博士課程前期

◆テーマ:横穴式石室からみた柏原古墳群

発表者:山口真裕さん 福岡大学人文学部歴史学科考古学専修3年

 福岡市でも3番目に入るほど、重要な遺跡である中島窯跡(柏原1丁目)から出土した須恵器について、後半は全24基ある柏原古墳群の概要についてお話してもらいました。樋井川上流域には大牟田古墳群、四十塚古墳群、大平寺古墳群などなど、140基以上の古墳が密集しているそうです。まさに柏原は歴史の宝庫ですね。

永江さんの発表の様子
須恵器の模様や形について詳しく教えてもらいました
受講生からもたくさんの質問が出ていました

山口さんの発表の様子
初めてとは思えない堂々とした発表でしたよ。


補足の説明をする西田先生

◆次回の予告
11月21日(土)10:00~
南区の古代と古代瓦
ワークショップ(瓦の拓本)