2023年12月25日月曜日

公民館にかわいいお客さん‼

12月20日午前、柏原小学校2年生の皆さん約30名が、柏原公民館を訪問してくれました。授業の一環で、『地域』について学ぶため、今回は「公民館」がテーマに!

「何のために公民館があるのかな?」「どんな部屋があるのかな?」「どんな人たちが使っているのかな?」等々、館長よりお話をして質疑応答へ。その後、各部屋巡りやエレベーターなど設備の見学をして、当館を後にしました。




 

2023年12月19日火曜日

ヒトラーに抵抗した人々‼

 公民館主催の人権講座第3弾は、校区在住で、KBC『アサデス』コメンテーターでお馴染みの青木裕司先生の講演です。青木先生には、9月15日に寺子屋の講座で「第2次世界大戦と日本の敗北」のテーマで講演して頂きました。この時も70名を超える参加でしたが、今回は、約100名の参加で、会場は超満員。参加者の皆さんは、青木先生の圧倒的な迫力のお話にクギヅケに!

 1889年4月20日、オーストリア生まれのアドルフ・ヒトラー。第1次世界大戦に従軍も『背後からの一突き』、つまりユダヤ人と共産主義者の裏切りでドイツが敗北したと、彼は認識。この大戦後、ドイツはベルサイユ条約で領土削減・軍備制限・多額の賠償金が求められ、ついにはマルクの価値は1兆分の1に下落。ヒトラーは、ベルサイユ条約の破棄で軍備拡張、そして英、仏への復讐・反ユダヤ主義・ソ連、東欧への領土拡大(反ソ、反共)の主張のもと、ナチ党を結党(国民社会主義ドイツ労働者党)。

 アメリカ大恐慌で、アメリカが対独資本輸出を停止したため、ドイツ経済は低迷を極め、600万人もの失業者の中、国民的危機感の高まりで、政府は、議会制民主主義の根幹である責任内閣制を形骸化し、議会内の多数派の支持に基づかない「大統領内閣」を成立させ,ナチス党は、1930年総選挙で議席10倍、1932年には第1党に、そして翌33年には首相に。国会議事堂炎上事件を共産党の仕業とし、共産党は事実上壊滅。警察による盗聴、令状なしでの家宅捜索、労働組合の解散、反ナチス的文書の焚書、強制収用所設置・・・。ファシズム体制が強化され、ユダヤ人差別も熾烈を極めることに。

 このような国家体制のなか、ヒトラーに対する組織的な抵抗組織は殆ど存在しなかったが、市民的な抵抗としては、「ベルリンのユダヤ人逃亡組織」「ローマの聖職者オフラハーテイーの組織」「ドイツの不良少年たちの組織」「杉原千畝さん」の例が、紹介されました。

 これらナチスドイツの蛮行の数々ですが、決して「過去の話」ではありません。ロシア・ウクライナ、イスラエル・パレスチナ等、世界各地で今なお「悲劇」が繰り返されています。今回のテーマからの教訓こそが、現代的な課題として世界中に浸透されなければならないと、意を強くしました。




 

2023年12月14日木曜日

縄文時代のブレスレットを作ろう‼

今年度「歴史講座」第4弾は、標記のテーマで開催しました。貝輪制作ワークショップとの内容で、秋田県と糸島野北で採集された『ベンケイガイ』を使って、参加者全員が、貝輪つくりに挑みました。

当日の朝、会場準備の際に、予期せぬ事態が!なんと福大考古学研究室の桃崎祐輔先生が来館されました。当日の指導は、村田沙也香さん。はじめに、貝輪つくりの作業の要領について説明をしていただきまして、その後、村田さんによる貝輪制作の実演が行われました。参加者の皆さんは、初めての体験で緊張の中、作業開始。細かな作業で、途中で貝が割れるトラブルも少なくなく、桃崎先生の丁寧な指導や実演で、全員が作品の制作が完了。

この貝輪つくりは、手のひらに貝をあてがい、石で穿って小さな穴を作り、それを貝殻の年輪(?)に沿って、石で叩きながら穴を大きくして、最後に砥石で磨いて完成というもの。皆さん、悪戦苦闘の末にそれぞれ立派(?)な、世界に一つだけの作品をお持ち帰りになりました。










2023年12月7日木曜日

柏原公民館バスハイクを終えて‼



霜月最終の11月30日、4年ぶりのバスハイク実施。当日は朝から真冬並みの寒さで、雨の心配の中でのスタートでしたが、幸運にも雨には合わず、無事に行程通りに楽しい時間を過ごせました。今回は、健康連との共催で『ウオーキング』を取り入れた企画でした。

当公民館サークル会員の島松尚宏さんから、長く活動されている「歩かんね太宰府」の ガイド仲間の富田サナエさん、前野りりえさんをご紹介いただきまして、このお三方に、太宰府ウオーキングの際の講師を務めていただきました。

大宰府政庁跡を巡り、「令和」発祥の地(?)とされる坂本神社、及び周辺の案内を詳しく説明をしていただきました。その後、太宰府天満宮に移動して、参道の幕末当時の様子や天満宮にまつわる様々なお話を聞かせていただきました。昼食は天満宮内の「小山田茶屋」でご馳走を、更に焼きたての熱々の梅ケ枝餅をいただきました。食後は、参加者の皆さんはそれぞれに「自由時間」を満喫されていました。

太宰府天満宮からバス異動で、『馬油といえばソンバーユ』でお馴染みの「薬師堂」を訪問しました。工場内の見学やお買い物を楽しんでいただき、柏原公民館への帰路につきまして、楽しい一日を過ごしました。皆さん、お疲れ様でした。来年に向けて、更に楽しいバスハイクを計画・検討していきますので、よろしくお願いします、ね‼

 今回のバスハイクでは、出発して間もなく、参加者全員に『クイズで学ぼう!大宰府』と題しまして、菅原道真にまつわる10問のクイズを出題しました。それぞれの解答を。昼食時に公民館スタッフで採点しました。その結果、8名の方が全問正解で、その方々には豪華賞品を差し上げました。惜しくも選に漏れた方々には、記念品を差し上げました。

さあ、来年はどこに参りましょうか、おたのしみに!











「初めて触るスマホ塾」第2弾、『スマートフォンでカメラを使おう』

12月6日(水)10:30より、今年度「大人の課外授業」の5回目の講座を、標記のテーマで開催しました。さる8月24日に第1弾を実施しましたが、参加者の皆さんのご要望もありまして、今回の実施に至りました。

 今回の講師を務めていただいたのは、前回同様、ドコモショップ野多目店永代さんです。参加者お一人お一人からの質問に対して、わかりやすく懇切丁寧に対応していただきました。アウトカメラ・インカメラの所在確認からはじめまして、カメラアプリやフォトアプリの使い方、QRコードの読み取り方などを、それぞれの体験を 通して学ぶことができました。

 参加者の皆さんからは、

 ●年の人にはむつかしい操作ですが、覚えれば簡単、勉強です。ありがとうございました。よい企画でした。

 ●今まで撮るだけで、いろいろな仕組みがわかりませんでした。今日で操作の方法がわかりました。

 ●大変勉強になりました。今後は少しは楽しめると思います。少しわかった気がします。一番知りたがったことが解決しました。

 ●初めて参加させていただきました。ゆっくりお尋ね出来よかったです。また、機会があれば参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。

 ●年のせいか、聞いたときはわかっているつもりでも、ちょっと時間が経つともうわからなくなっています。

等々のお声をいただきました。(アンケートから抜粋)