2018年6月19日火曜日

柏原4丁目、六地蔵塔の謎!

歴史講座報告(福岡大学連携事業)

6月16日
◆六地蔵塔(ろくじぞうとう)とは…
発表:福岡大学大学院2年 西田尚史さん

主に戦国時代に盛んに造られた石塔で、多角柱の6つの側面に6体の地蔵像が彫られているという特徴があります。灯籠型が多いですが、それ以外の形の物もあります。供養塔として街道に面して建てられた例が多いです。
六地蔵信仰は六体の地蔵を配し、六道(地獄、飢餓、畜生、修羅、人間、天上)で苦しむ人々を救済する菩薩です。


会場は歴史ファンの方でいっぱいです。



柏原4丁目の六地蔵の祠
いつの時代のものなのか…
謎に包まれています。
 
◆型式学とは
講師:太田智先生 福岡大学人文学部歴史学科
発表:今泉一成さん(3年生)


遺物・遺構の整理術+遺物・遺構から何かを読み取る術。
難しそうですが、実は難しくありません!
桃﨑先生の雑然とした机と大学院生の輪内さんの分類・配列された机の比較には、なるほど! 
また、今泉さんは、「こち亀」の漫画を題材に、型式分類の仕方について分かりやすく説明していただきました。


 


<7月の予告>
◆周辺の六地蔵塔探索ツアー
7月14日(土)10:00
柏原公民館集合
※事前申し込みはいりません。

どなたでも参加できます。

一緒に出かけよう~