2024年2月13日火曜日

歴史講座『縄文土器の模様つけに挑戦』

今年度、第6回の歴史講座を2月10日(土)午前10時より開催しました。今回は、標記のテーマで参加者の皆さんに、粘土に、「トイレットペーパー」を帯状にカットしたものを「こより」状に撚って押し付けて、紋様を実際に作っていただきました。講師は、福岡大学准教授・古澤義久先生で、柏原公民館「歴史講座」のお世話役・大重優花助手と学生さん2人がお手伝いをして頂きました。

 はじめに、古澤先生より「九州の縄文土器」の特徴についてお話をしていただきました。「縄文」が見られるのは、主に本州・北海道で、九州には縄目の「縄文」は見られないと。一部に見られるのは、本州からの影響が強い時期のものとのこと。九州では「撚糸」による模様付けが主流 とのことでした。

 お話の後、いよいよ作業開始。撚糸状にしていくのが思いのほか難しく、皆さん悪戦苦闘。先生による実演を「お手本」にしながらの「挑戦」でした。





参加者の皆さんからのアンケートから一部を紹介します‼
●今回のワークショップはもちろん初めてで、大変貴重な経験をすることができました。こんな経験はもう2度あることはないと思い、感慨深く思いました。古澤先生からは大変身近に接して頂き感謝、感謝です。●今日はありがとうございました。毎回面白い企画を楽しみにしております。来年度も、続けて歴史講座を受講したいです。●縄作りが難しく、作り方の要領を書いた図面があればよかった。初めての経験でよかった。●基本の撚糸作りが難しかったです。縄文人は器用だなと思いました。いつもと違っての工作、面白かったです。ありがとうございました。●説明が簡潔でとても分かりやすくてよかったですが、実践は難しく、とても縄文人にはなれないと思いました。こよりを作る握力がないのに気が付きました。●縄文土器も九州と本州とで大きな違いがあることを再認識しました。●九州の縄文土器には縄文がないことをことを初めて知りました。おどろきです。●楽しく作ることができました。昔の人も楽しみながら土器を作っていたのかなと思いながら作りました。ありがとうございました。●不器用な私でもなんとかできました。完成が楽しみです。いろいろな催し、いつも感謝です。●ワークショップ2回目の参加です。(第1回 貝輪)何か手作りするのは楽しくて参加しやすいです。●とても楽しく作業できました。前半の説明もわかりやすくGOODでした。こうなると、土器そのものも作りたくなりますよね。●自分が九州人であることがよくわかりました。縄文人はいろいろな工夫を考えたものだと感心しました。良い勉強になりました。